こころ、ゆたかに

好きなものと日常ごと

アイドルからパワーをもらう

あっという間に8月終わりの週。

曇りがちだったことも少し解決してきて自分の生活が晴れてないと好きなことも楽しめないです。

 

 

数ヶ月前ですが長男が受験へのモチベーションが下がり志望大学を諦めたいと言ってきました。

頑張ることに疲れてやる気が出ない

志望大学のオープン模試も受けない

周りの友達は明確な将来の夢や目標があるのに自分にはない、など。

これといって衝突することがないまま来て、それは価値観が一致しているからだと考えていたのでショックでした。

得意な英語の長文を見ると以前のように解ける予感さえなくなっていると打ち明けてきました。

それにつられるように数学も解いていると手が止まると。

打撃だったのは譲らなかった日本史世界史が下がったこと。

 

何があったのかというより、そういう時期は来るであろうと私達親は分かっていたつもりが分かってなかった。

親のエゴと言われても仕方ないけど私はすぐに向き合えなかったです。

 

数日が経ち、不本意だろうけどごめん、と言われました。
本人も親のための勉強ではないことはわかっているでしょう。

今まで与えてくれた環境への言葉だと解釈し、また同時に重荷になっていたのだと思いました。


自分にとって後悔しない選択をしなさい、とだけ言いました。
後ろ向きな自分も前向きな自分も好きでいてほしいし、こういう気持ちも否定したくはない。

逃げの後ろ向きでなければいいんじゃないかなって。


一旦継続をやめたら元の水準に戻すのは難しいことだと本人もわかっていると思います。

スタイルは様々だけど勉強に熱心な友達が多く、ゾーンに入ればみんなやっただけ結果が出る。
モンスターと呼ばれる天才型の子もいるけどそれは真似が出来ないから日々の積み重ねになる。

親はもったいないと思いながら本人が乗り越えていくことを願うのみ。

 

7月に入ったころ担任の先生と塾の先生とそれぞれ対話がありました。

幸せなことに先生にも恵まれているんですよね。

担任からは今とこれからどう向き合っていくかを具体的に、塾の先生からは今とこれから何をすべきか理論的に教えてもらいました。

正直なところ塾の先生と息子の会話は私にはさっぱり分からない内容なのですが導いてくれる手腕が凄いんです。

 

 

夏休みに入るころ、またスイッチが入った顔つきに変わってきて毎日受験勉強を頑張っています。

あれだけ拒否していたオープン模試を受け次回は記述、陰ながら応援するのみ。

たまに自分を否定する言葉もあるけど

「やっぱり頑張ってみるわ」

と聞いて安心しました。

受けない選択になってもその時は見守ってあげたいです。

 

 

それと同時に乃木坂にハマったらしく元気がもらえたのも大きかったみたい。

疑似恋愛の対価として商品を購入するだけでなく元気をもらえるから推しの幸せを願う。

もっと前から知っていたら良かったけど見える今が大事。

と言ってて、私と同じこと言ってる(笑)

初めて買ったのは本屋で二冊にしぼり一冊を選ぶために30分悩んだ写真集だそうです。

両方買ったら良かったのにと言うとそうではないらしい。

今は受験優先なので無事に終わったらDVD買って、ファンクラブに入って、ライブに行って、握手会に行って…

と明るく語っていました。

その時は好きなだけ買ってあげよう。

 

 

改めて私の日々の大切なものって家族であり息子たちの成長だと感じています。

私も好きなことで自分をコントロールというよりも、まず自分自身が前向きでいたいなと思う数ヶ月でした。