こころ、ゆたかに

好きなものと日常ごと

VS嵐、嵐にしやがれ最終回

VS嵐はファンになる前から見てた番組。

私は昔からテレビを見るタイプではなかったので息子たち、特に次男がVS嵐を見たいと言い出して一緒に見るようになったのがきっかけ。

10年くらい前か。

次男は嵐の中で翔くんが好きだった。

翔くんがゲームに失敗して笑われたりすると「しょうくんはわるくないもん!」と言ってよく怒っていた(笑)

 

その後息子の中で嵐が勝つことがマストとなり勝つと喜び負けると落胆。

見てない日は後から勝敗だけ聞いてくる。

ママ見てないから分からないよ、と答えるのが何となく悪い気がして毎録にしたっけ。

 

嵐が大量リードだと相手チームに暫定でハンデがプラスされたりしてたのかな?(記憶が曖昧)

そうなると次男は「つまんない」と吐き捨てるように言ってた(笑)

 

息子はボロ勝ちや圧勝が楽しかったのだ。

そりゃそうだ。まだ子供だもん。

小学校の運動会で騎馬戦の大将を組んだ時も温存されるのが嫌で容赦なく前に出て勝ちに行こうとするから作戦というテイで空気を読むことの教えを先生から言われたりした。

 

「どうして嵐はひとりだけ女の子がいるの?」と聞いてきたことがあった。

「相葉ちゃんて女の子でしょ?」

男の子だと教えると驚いていたけどVS嵐を見るたびに「女の子に見える」と良く言ってた。

 

VS嵐は子供と見る番組としてとても良かった。

失敗した人を揶揄わない。

頑張ってる人を馬鹿にしない。

誰が悪いと言わない。

私はバラエティとして見てても子供は次男にはそういうことを間接的に教えてくれた番組だった気がする。

そしてその先に明るくて何より楽しくゲームをする、勝負だけでない豊かさを教えてくれた番組だったと思う。

成長するにつれその時間は息子たちの塾の時間となり離れていったが今でも嵐の良さは仲間意識だという。

 

一方、嵐にしやがれは見ていなかったのでそれほど強い思い入れはないけど好きになってから見た番組なので気持ちが先走って嫌な気分になることがあったような気がする。

でも私の中では相葉マナブ、グッスポ、どうぶつ園のトリミングで満たされていたので別枠化して楽しんで見てたかな。

個人の企画は内容が本当に良くて人柄やセンスがわかってね。

 

ふたつの番組が終わり、これは嵐の勝ち逃げなのか。

惜しまれてその場から降りた姿に煌めきはあるのだろうか。

 

与えてくれた2年という月日は私にとって結局理解できないままのものだけど見えてくるものは変わった。

過去も未来も捨てて今を生きる。

1からのスタートが実りあるものとなるよう祈っています。